結婚していて相手が不倫していることがわかり、不倫相手と別れさせたいとき、どのような行動に移したらよいのでしょうか。
事実を知ったショックや相手への苛立ちを覚えることもありますが、まずは冷静に対処法を知っておいた方がよいです。
浮気相手と別れさせる方法4選
さっそく、浮気相手とどうやって別れさせれるか、具体的な方法について解説していきます。
①結婚相手と不倫している相手に直接別れるよう伝える
浮気相手はそもそも相手が結婚していることを知らなかったり、パートナーとうまくいっていないなどと、だまされて付き合っている可能性もあります。
バレていることに気づいていないため、まずは相手にパートナーがいることを知らせることも必要です。
ですから不倫相手の連絡先を知っているのなら、自分から連絡をとり、まずは今の状況を説明するのがよいです。
そこで初めて不倫相手は自分の置かれている状況がわかることもありますし、だまされていることを知らされることにもなります。
②法律事務所を通して慰謝料請求などの法的手段をとる
不倫行為は、民法で不貞行為と認められているため、不倫をしていることが証拠もありわかっている状態なら、相手側に慰謝料を請求することができます。
ただし、これには不貞行為が法律的に認められないと成立しませんので、まずは不倫行為の証拠が必要になります。
相手に焦って慰謝料請求するなどと言ってしまって、何も証拠が出てこないと、警戒した相手から証拠が集められず失敗することがあります。
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③相手の家族や周囲の人に話して周りから固める
浮気相手は自分のことで頭がいっぱいになっていても、家族や親など周囲の人に言われることで、自分がいけないことをしていることに気づくことがあります。
そのときに自分の置かれている立場や、冷たい目線や家族の顔が冷静に見えるようになってきて、急激に相手への気持ちが覚めるような状態になるかもしれません。
本人に現状を話しても全く理解していないときは、周りから固めていくのもよいです。
④別れさせ屋などの業者を使う
専門の別れさせる業者もありますので、使ってみるのも方法の一つです。
ただしこれは無料ではなく、お金がかかることになります。
自分の結婚相手と浮気相手のことがはっきりわかっている状態なら、業者を使っても手間は少ないですし、スムーズに別れさせることにつながります。
説得で不倫相手が別れに応じたらどうする
①一筆証拠として残すため誓約書を書かせる
約束をした日付名前や、印鑑、もう二度度付き合わない旨の内容をまとめた誓約書を相手に書いてもらうことで、書面として証拠が残ります。
口頭での約束ですと、双方が忘れてしまうなどのトラブルにもなりますので、形として残しておくのが安心です。
内容の確認のため、双方に誓約書を持つような状態にしておくと、再度見返すことも簡単にできるようになります。
②二度と連絡をとれない状況にする
せっかく別れる意志が固まっても、連絡が取れるような状態ですと簡単にまた始まってしまいます。
電話番号、メールアドレス、LINEのアカウント、SNSでのつながりなど相手と接点を持てるような方法はすべて削除します。
削除を実際にするところに立ち会ったほうが安心です。
別れさせるときにしてはいけないこと
自分の結婚相手を責める
自分の結婚相手とは、不倫相手と別れた後も結婚生活が続きます。
そのため相手を責めすぎてしまっても、相手から距離を置かれてしまったり、嫌がられることになります。
本当の意味での別れにつながります。
ですからなるべく解決が済んだのなら、相手に対してダラダラ責めるようなことは避けたほうが良いです。
不倫相手に迷惑をかけるような行為はしない
今は不倫相手に苛立ちを感じて、迷惑行為でもしてしまおうか、と思うところでもありますが、自分がそれに手を出すことで警察に突き出されたり逆の立場で追い込まれることがあります。
相手にも生活があり、やり直しをしているところですので、その機会やきっかけを壊してもいけないです。
別れさせた体験談など
不倫相手に直接連絡を取りましたが、相手のほうがだまされている状態で、実際にはすぐに別れることになりました。
第三者を挟んで誓約書を書かせました。第三者が歯止めになってくれるように感じ、思ったより効果がありました。
相手が逆上するタイプだとわかっていたため、すぐに法律事務所に行きました。慰謝料の請求を含めて、相手とのやりとりの仕方などアドバイスをもらって別れることができました。
別れさせ方には、自分と相手で終わる方法と、第三者を挟む方法、専門的な業者を挟むことで別れる方法があります。
不倫相手と別れた後、夫婦関係はどうなるのか
①相手の気持ちを理解するために徹底的に話し合う
そもそも不倫をするには理由があるはずです。
その理由が解決できるようなことなら、それを根本的に見直すことで不倫をしたいと思わなくなります。
自分のことでいっぱいになっていて相手に思いやりの心がなくなっていて、さみしい思いをしていたり、些細なことの繰り返して不満は募ります。
解決できることがあるのなら、それを直すために徹底的に話すことが必要です。
②もう無理だと判断して離婚について準備を始める
不倫を知ったときはただただショックで相手を取り戻したい気持ちでいっぱいでしたが、相手が浮気をした事実は消すことができません。
広い心持って許す気持ちがあるなら継続することもできますが、長い結婚生活の中思い出すことがあったり、またするのではないかという不安が付きまといます。
このような場合自分が受け入れることができていない状態ですので、別れることを視野に入れてもよいです。
特に急いでない時はじっくり考えてみることが大切ですし、周囲の人に相談や、これからの流れについて弁護士にアドバイスをもらったり、準備を進めることができます。
不倫相手と別れさせる方法のまとめ
結婚相手と不倫相手を別れさせることは、自分だけではできないとき、周囲の人の協力を得ながら別れさせることができます。
ただ、頑固な相手ですと慰謝料請求などをして、法律事務所を通します。
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自分がいくら不服な思いをしていたも、結婚相手を責めることや、浮気相手に迷惑行為をしてもいけません。